私の名前はmansionchang

こんにちは、おまんこです

病気を感染し合う

風邪を引き始めてもう一週間以上になる

 

一度引いてしまったら、しばらく治らなくなってしまった

 

身体が弱っている

 

心も

 

それでも昨日の私はおかしくて、

 

小瓶を握りしめ

 

股を開き

 

それを吸いながら

 

病気を感染し合う

 

頭がもう随分とおかしくなっている

 

細胞から蝕まれている

 

だけれど

 

だけど事が終わった時

 

後悔をしては

 

いつも自分に言い聞かせ

 

他の人にも伝えたくて

 

今日は日記を書く事にした

電気代がもったいなくて

三連休のまっただ中

 

ソファに積み重なった衣服を払いのけ、

 

三角座りをしながキーボードを叩く私

 

電気代がもったいなくて

 

部屋の電気はつけずに、

 

日が落ちるたびに光を失っていく8畳のワンルーム

 

着信履歴には不動産屋の電話番号

 

一度も電話を取っていない

 

ひとりでも内見も行けずに

 

私はどこにも行けずに

 

三角座りをして待っている

 

 

 

 

 

久しぶりに

書いてみます

ブログ

 

明日はもう書かないかもしれないけれど

書かないことを今日認めるわけにはいかないから

 

文字がもつ力はなんて不思議なのだろう

 

文字の連なりが言葉となり

言葉が私の股間を熱くさせる

 

何度扱いても

何度扱いても

 

いってくれないの

 

明日私が記事を書けていなければ

そう

それはきっと

まだいってくれていないということ

 

久しぶりに記事を書いた

私の股間と心臓を揺さぶる詩の話

猛暑日と私

太陽が大地を焼いている

芝生の上で読書でもしようと思って

六本木ミッドタウンに向かった

 

それはおしゃれで時間の有り余ったセレブにしかできない行為だから

 

薄手のカーディガンを羽織っていたのだけれど

ミッドタウンガーデンに着いた頃にはとうに汗だくで

読書どころではなかった

 

それでも私はセレブになりたくって

芝生の上に腰を下ろし、Kindleを優雅に取り出した

普通の紙の本なら眩しくってとても読めやしない

だけど、私のKindleならそれができた

 

Kindleの画面は太陽の中でも鮮明に黒色の活字を映し出していた

 

だけれど、やはり暑くってとても読めたものではなかった

5分もしないうちに顔を上げると

芝生の上でひとりなのは私だけだと気づいた

 

少し恥ずかしくなって

奥にある檜町公園に向かった

 

遊具で遊びながら読書をする様は

きっと素敵だろうと思えた

 

だけどそこには何人もの子供たちがいた

それは本物のセレブの子供たちで

彼らはみな英語で白人の子供と喋り

日本語で母親と喋っていた

 

私は遊具に触れることすら叶わなかった

 

不平等だと思った

私だって港区民なのに

高い住民税を払っているのに

 

悔しくなってミッドタウンの建物の中に入ったけれど

どれもこれもが高くって

私に買えそうな品物はひとつもなかった

 

数人で固まって五月蝿く喋る中国人の買い物客は

大量の買い物袋をもって建物内を闊歩していた

 

私にはKindleしかなかった

とても哀しくなって

深い大江戸線の中に潜っていった

 

何組もの笑顔のカップルたちと

途中のエスカレータですれ違ったが

私はあいかわらずひとりだった

四次元トリップ

昨日の夜、お薬をキメてセックスをした

これまで使っていたタイプとは違う

サイケデリックな初めての経験

 

抱かれたまま目をつむると

今まで理解することすらできなかった

四次元の世界が

目の前に広がっていた

 

私は辿り着くことができたのだった

 

そこでは全てのものが溶け合って

裏も表もなく

上も下もなく

流れて

循環して

回転し続けていた

 

重力を無視して敷かれた虹色の道

空に浮かぶ複雑な構造のお城

果てのない草原と大きすぎる太陽と

どこまでも背の高いキリンみたいな動物

 

近付きすぎると遠ざかり

また別の世界が広がり

それが幾度となく繰り返された

 

卑猥な言葉を叫び続けて

穴を穿たれた

 

ふと目を開けると

2時間と少ししか経っていなかった

 

 

私は果てない宇宙を永遠をかけて旅してきたのに!

 

 

私がこれまで馬鹿にしてきた狂人は

一転して真実の探求者であることがわかった

 

かりそめの世界を生きることは

全くもって阿呆らしい 

きちがいまんこと私

さっき、電車できちがいまんこを見た

丸ノ内線は空いていて、ちょうど四ッ谷から新宿にかけて乗っていた

 

「生きることはなんて、素晴らしいの。あなたもそう思うでしょ。思うはずよ、なんなら手塚治虫の漫画でも読んでみなさいよ。そしたら嫌でもわかるわ。生きていることは素晴らしい。でもね、駄目なのよ。そんなことわかっているけれど、だけどね、そう、例えるならものごとを見ている角度が違うの。みんなが見ている角度から見ることができたなら、すべては万事上手くいくのだけれど、わたしはどうしてもいま立っている位置から、見通して解決してみたいの。頑固なまでにティッシュを箱の底から取り出してみたいのよ」

 

うろ覚えだけどそんなことを言っていた

 

村上春樹の小説に出てきそうな喋り方だったので

ちょっと気に入った

 

枯れた声と大げさなジェスチャーとともに

車内を行ったり来たりする様は

どこか私に似ていた