間違いだらけのMBA by 喜多元宏
Kindleで読んだ
以下は章ごとのサマリ
●第1章 理解し難い日本のMBA
→日本のMBAがいかに低俗で商業的で無価値なものかを説明
●第2章 MBAとはなにか?
→MBAの歴史、学問としての分類、欧米での位置づけ、将来を提示
●第3章 MBAプログラムの現場から
→筆者独自の体験からfactそしてshould doを提示
●第4章 世界と異質のシステム
→第1章に続き、再び日本批判(日本人、日本の大学、日本語)開始
●第5章 取り残される日本の人材
→さらに中国人にもバカにされると日本人を嘲笑
●第6章 国内MBAか留学か
→国内MBAにもメリットはありつつ2008年時点では駅前留学NOVAレベルにしかすぎないと指摘
●第7章 MBA取得以後
→うぬぼれず、MBAコース在籍中に培った人材と経験を活かしましょうというお話
●第8章 若者はなにを目指すべきか?
→本の主題とは関係のない著者独自の主張展開
この本の何が面白いかといえば、MBAに関する知識とは別に
英語の勉強もできること
文章の合間に不必要なほどに英文が挿入されている
例えば以下のような感じ
「ここまで述べてきたことに加え、学びたい分野field、カリキュラム内容curiculum content、ポリシーpolicyや校風school traditionなども考慮look aroundすべきである」
これらのEnglish wordsを除けば本の厚さは半分になるだろう
まさに良著である
【総括】
MBAを取ろうと少しでも思っている私のようなエリート人材には必読書
とりあえず5年以内にCEIBSにでも行こう
★★★★★