港区民であり続けるために
生きることは戦うことだと思う
住所を聞かれて
港区だ、と答えると
たいていの場合
「いいところに住んでますね」
そう言われる
自分でもそう思う
私の住む街は全ての環境で優れている
お洒落な町並み
美味しい料理にお酒
行き交う人々の人あたりの良さ
もちろん家賃は高い
港区に住むのは簡単じゃあない
高いコストを支払う代わりに
優れた環境を手に入れている
人あたりの良さだって
生活に余裕があるからこそだ
余裕のある人間が
余裕のある街をつくる
そんな港区の区民であり続けるために
私は戦い続けなければならない
仕事は辛い
生きることは辛い
ひとりきりでいることも
それでも私は港区民だから
高いコストと交換して得た余裕のある生活を
思いっきり楽しまなくてはならない
港区民は幸福の象徴
日本人1億2000万人の選ばれし0.1%
それが私が選んだ生き方なのだから